宗教移民の永住権の手続き

永住権(Green card)を取得する条件には、色々なものがありますが、本日は特別な移民として知られている宗教関係者の申請について説明したいと思います。

宗教移民の申請者は、以下の条件を満たしている必要があります。
(1)申請する前に少なくとも2年間は宗教活動に参加しており、その宗教団体はアメリカで支部を持ち、活動していること。
(2)宗教活動に参加していた2年間の中で、申請者はその宗教の聖職者を務めていること。つまり、その宗教の伝教などに関わる仕事をしており、且つ、上層部にいる役職であることが必要とされます。尚、申請者はアメリカに来てからも同じ職に就かなければなりません。

場合により、仏教の大学や他の神学校で宗教について勉強していたことが認められる事があります。

申請には、I-360フォーム(請願書)と所属している宗教団体に永住権を申請する資格があることを証明する書類が必要です。
このランクで年間5000人のGreen Cardの枠が設けられています。

以上の条件を満たさない人たちは、4年間有効のR Visaを取得すれば、アメリカで宗教活動をすることが許されています。
子供と配偶者はR-2ビザを申請することができます。